(管理人)
本日の記事は、モチベUPシリーズということで、IT業界で活躍するための重要トピック・注目キーワードを中心にカモフラ(管理人)が皆様へ共有したい「ワンポイント・アドバイス」をご紹介していこうと思います。
未経験/CCNA保持者の大半は【量産型ザク】扱いされる
とても悲しい現実となりますが、「ITベンダー系の初級試験(CCNA/AWS/Oracleなど)保持者の厳しい現実」についてご紹介致します。知識ゼロから苦労してベンダー資格を取得される方は多いのですが、実はIT企業の雇用側(採用担当)の立場から申しますと初級試験に合格したレベルのエンジニアは一般的に【量産型エンジニア】として見られています。その背景として、ITベンダー資格は「問題集と呼ばれるチート対策のみで資格を量産する方が結構いる」ため、短期間で資格を沢山取得されている方の知識レベルは高くないと思われています。その結果「量産型エンジニアはあまり採用したくない」と逆に思われる悪循環も発生しています。(本日は「量産型エンジニア」とは言わせない、できるエンジニアのスキルアップ戦略を次項よりご紹介します!)
本日の格言1 : 実績なしの資格保持者のスキルは高くないと市場は見ている
未経験だけど【イケてるエンジニア】の定義とは?
CCNA取得後、ネットワークエンジニアとして企業案件を遂行していくためには、どのくらいの知識レベルが初級エンジニアに求められるのか?まずは厳しい現実について共有致します。(結論は「CCNA教本に書いてあるすべての内容をマスターしているレベル」が求められます!そのため、多くの方が実務レベルに沿った深い知識/再学習が必要です)
NWエンジニアの業務スキル
(実務レベルで初級エンジニアに求める事)
・IP/サブネット計算
・スイッチング(VLAN/トランク)
・RSTP/LACPなど
・ルーティング
・ACL全般
・SNMP/Syslog
・NAT/QOS
※上記が深いレベルで理解できる
※MTGで議事メモが取れる
全体の統計で見ると量産型エンジニアのトップ10%ぐらいが優秀なエンジニアと私は感じています。その方々の特徴はCCNAに関する深い知識もさることながら、すでに上位資格(CCNPなど)の勉強を初めており、さらなるスキルアップが見えている方々です。このような高いモチベーションの方は総じて少なく、未経験でも採用側の評価はとても高い状況です。(良い企業に採用される確率が非常に高い)
本日の格言2 : CCNAの内容が完璧に理解できていない≒NWエンジニアではない
1UPなエンジニアとして転職/採用面談を突破する必勝法
「イケてるエンジニア=先が見えているモチベーションが高いエンジニア」となりますが、ではどのようにキャリアップしていくのがエンジニアの王道となるのか?について解説致します。(結論:インフラエンジニアの場合、実機検証やハンズオントレーニングなどの経験が重宝されます。そのため、足りない経験値はUdemyなどの動画を参考に手を動かして勉強をすることにより、実務に近い環境で知識を習得していることがアピールできると最高にイケてるエンジニアとして高評価されると考えます)
私も過去に多くのエンジニア面談を行いましたが、実機を使ったトレーニングを独学で実施しているエンジニアは特に優秀であり、一緒に仕事をしてみたいと思わせるほどの説得力がありました。「高いモチベーションとそれを裏付ける実績や行動力」が採用者側のココロを大きく動かす原動力になると考えます。
本日の格言3 : 常に一歩先(高い)のスキルを学び続ける(たとえばCCNPなど)
本日のおすすめ書籍
まとめ
今回は、「未経験/CCNA取得者の実力と市場評価(年収)の現実について」をご紹介させていただきました。良い条件で希望の仕事につくためにはCCNA取得後、さらなる努力が必要であること、どうしたら、その目標に到達することができるのか?について厳しい現実をご紹介させて頂きました。あらためて、「ITベンダー資格に合格したあとの転職/採用面談に役立つ重要なこと」についてご理解が深まりましたら幸いでございます。
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