エンジニアの年収を左右するビジネススキルについて【知らないと下流工程から脱出不可】

エンジニアは技術力だけで勝負(高年収獲得)できるのか？

残念ながら日本社会はまだまだ年功序列が強く、「天才と呼ばれるエンジニア」以外は技術力だけで高年収を狙うには無理があります。では、若くして年収1,000万を超えるエンジニアはどのようなスキルを持ち合わせているのでしょうか？それはズバリ「ビジネススキル」が高い方が高年収を得ています。

あなたの周りで稼いでいる/優秀なエンジニアはどのような点が優れているのでしょうか？

• 語学(英語)が堪能である
• コミュニケーション能力が高い(ファシリテーション力)
• 数字に強い(プロジェクト管理ができる)
• 問題解決能力が高い
• プレゼンテーション能力が高い

上記は全て「ビジネススキルが高い」が共通点となります。また、ビジネススキルは誰でも習得ができますが、意識して学ばないと上達はできません。(経験に依存するスキルとなります) そのため、早くからその重要性に気づき、技術力と合わせてこのスキルもアップさせていくことがオススメとなります。

ワンランクアップに必要なビジネススキル

では、一般論となりますが、高年収を得ているエンジニアが持ち合わせているビジネススキル(厳選版)をご紹介致します。

1〜9のスキルは今後エンジニアにとって重要なスキルと考えますが、特に赤字(3, 8, 9)はエンジニアが苦手意識のあるスキルです。(「英語」を学ぶことにより情報量と人脈形成が有利となります。「プレゼンテーション」は相手から共感を得るや情報をわかり易く伝えるために必要な知識です。「ファイナンススキル」は次項でも詳しく解説しますが、お金(利益)を循環させることができます)

さらなる高年収を獲得するために(Tobe)

エンジニアが一番苦手な領域は「ファイナンス」の知識ですが、実はこれが一番重要です。(若いうちからその重要性に気づくことがとても重要) いきなり、皆様へご質問となりますが、「あなたの年収はあなたの実績/成果に対して妥当な金額ですか？」という問いに対して「あなたの単価(時給)とPJ単価と会社の経費を差し引いた上での利益」という観点でお金の計算がすぐにできますか？

ファイナンスの領域ですと「PL/BS/CF」という言葉を使いますが、 ファイナンスの基礎をきちんと学ぶだけで「会社の利益に対して年収が高い or 低いを数字から客観的に読み取ることができる」のが特徴となります。また、大手企業に入ると中間管理職(課長職ランク)でこのスキルをきちんと学ぶ方が多いのですが、現在は大転職時代(実力主義)となるので、会社で教えて貰う前に各自で当たり前のように勉強するべき必須スキルであるということを本日は強く主張したいと思います。

本日のおすすめ書籍

まとめ

今回は「エンジニアの年収を左右するビジネススキルについて」というテーマで「技術以外に習得するべき重要なビジネススキル」を解説させていただきました。IT業界はスピードが早く最先端なイメージがありますが、日本社会はまだまだ年功序列であり、技術スキルが高いだけでは高年収を得ることはできません。また、特に重要なビジネススキルがファイナンス(PL/BS/CF)の知識であり、これがないとビジネスの場において、お金を儲けることができません。将来は会社に依存せず独立/フリーランスを目指す方は早くからお金を循環させる仕組みについて知識を高めておくことがオススメです。今回の記事を通じて、「エンジニアは今後ビジネススキルがとても重要である」についてご理解が深まりましたら幸いです。