新卒で年収1,000万もらえるという衝撃的なニュースを見ました。想像がつかないのですが、「一体どんな人が対象で、どんな仕事をしているのか」について?教えて下さい。
(管理人)
“NEC”や”くら寿司”が提示した「新卒年収1,000万円」が話題を呼んでいます。日本の水準もアメリカや欧州と同じく、年齢に依存せずに高収入を提示する企業が増えています。(日本の場合、フリーランスで高収入を得る方も増えています) 今回はIT業界の年収状況について解説したいと思います。
新卒で1,000万円もらえる時代に突入か
「ついに日本もアメリカと同じ基準になるか?」と思わせる衝撃的な内容ですが、実際のところ、この条件を満たす人材は、「東京大学 医学部に旧OA入試で合格」する相当の人材となりますので、ハードルは高いと推測します。ただ、新卒でも高い年収を提示する日本企業が増えだしたのは確かなことで、経験値ではなく、実力に応じていきなり稼げる時代の幕開けとなってきました。
エンジニアの年収は右肩上がり
IT業界は慢性的な人手不足です。特にエンジニアが不足しており、最近はクラウド、セキュリティ領域の需要も高くなってきました。そのような背景をもとにエンジニアに対する需要(価値)や報酬制度は良い方向に進んでおり、将来的にも安定した仕事を得ることができる環境が整ってきました。
フリーランス(独立)で稼ぐ人も増えています
年収1,000万に到達する近道として、フリーランスで働く方が増えています。エンジニアとして一定レベルのスキルを保持する必要がございますが、就業年数 5年程度で独立し、バリバリと稼いでいます。(自分のスキルに応じて高い報酬を得るという考え方は海外と同じ水準になってきました)
本日のおすすめ書籍
まとめ
- ITコンサルタント >>>経営に関するスキルも必要
- フリーランス(独立) >>>若い人を中心に増えている
- 外資系企業(セールスエンジニア)へ転職 >>>実は一番多く堅実
- 本業+副業で稼ぐ >>>自己のITスキルを対価に変える(これも増えています)
総論として、エンジニアの単体スキルだけでは、まだ年収1,000万の壁を超えることは難しいのですが、「自己の強み+αの掛け合わせ」で1,000万を実現することはあまり難しくない時代に突入してきました。その背景に、副業を解禁するIT企業も増えており、今後は自己の知識・経験を生かして、本業+副業でリクスなく、年収1,000万を超えるプレーヤーがでてくる可能性が予想されます。
コメント