(管理人)
IT業界の技術職群にはエンジニア or PM(プロマネ)という職種がございます。主に役割の違いになるのですが、「エンジニア=手を動かして何かを作る」、「PM(プロマネ) = 作業や予算などプロジェクトの工程管理」するになるため、PM(プロマネ)はエンジニア職の上級職と昔は考えられておりました。近年では大手SIerに務めるエンジニアはコーディングなどは外部にアウトソーシングして、新人の頃からPM(プロマネ)を担当する方も存在します。今回はそんな「PM(プロマネ)の魅力や将来のキャリアパス」についてご紹介致します。
PM(プロマネ)はエンジニアなのか?
最近はフリーランスでも高単価な”PM(プロマネ)案件”が増えており、ITエンジニアから独立してPM(プロマネ)を目指したい方が増えています。そんなPM(プロマネ)ですが、どのようは仕事なのでしょうか?また、将来性や今後も大きく稼げる職種なのでしょうか?
本日の格言1 : PM(プロマネ)は経験値に応じて長く稼げる仕事です!
IT業界はエンジニアからキャリアをスタートされる方が多いので、約5年程の経験・経過すると最初のキャリアパス(選択肢)が、「上級技術」or 「管理職(マネージメント)」or 「PM(プロマネ)」の3つに分かれることが多いです。(ソフトウェア/インフラ業界共通)
PM(プロマネ)が長く稼げる特徴の1つとして、プロジェクトを管理/遂行する仕事であり、プロジェクトは非IT業界でも無限に存在します。また、優秀なPM(プロマネ)は常に人不足であり、案件規模も大きく単価も高いため、長期に渡り高単価を得たい方には嬉しい仕事になります。
PM(プロマネ)の将来性/年収事情
世の中にプロジェクトと言われる仕事は大小含めて無限に存在します。そのため、プロジェクトの数だけPM(プロマネ)が必要と考えると将来安泰な職種です。また、会社員の平均年収も600万を超える高級な職種となるため、PM(プロマネ)に憧れるエンジニアも多くいます。
本日の格言2 : PM(プロマネ)は調整力とコミュ力が命(イノチ)
厳密にはPM(プロマネ)はエンジニアではなく、プロジェクトの管理=人間力/調整力が必要なストレス過多な仕事でもあります。また、PM(プロマネ)手法を「書籍/PMBOKや資格/PMP」だけで習得することは難しく、実務を介した経験値でスキルを形成していく熟練の仕事です。そのため、バックグラウンドにずば抜けた技術力を持っていたとしても、PM(プロマネ)担当して成功できるわけではなく、まったく別のスキルを習得する必要がございます。ただ、PM(プロマネ)の実績は積み上げることにより、業界・スキルを常にアップデートしていくことが可能であり、「高齢になってもPMスキルで稼げる」魅力的なキャリアを形成することも可能です。
PM(プロマネ)に向く人 : 忍耐強く、物事を客観的に捉える、面倒見が良い
PM(プロマネ)に向かない人 : エンジニア思考が高い、予算・管理が苦手
PM(プロマネ)を目指す皆様へ
私が勤めているSIerではエンジニア職群にもタイプが存在し、PM(プロマネ)専属となることが可能です。そのような企業に勤めて経験値を積むことが単価の高い案件を遂行する近道となりますが、難しい方はスタートアップ企業などで、大小プロジェクトをたくさんこなして経験値を積むこともおすすめです。(過去にスタートアップ出身の優秀なPMをたくさん見てきました!)
本日の格言3 : PM(プロマネ)はスタートアップ企業でスキルアップ!
PM(プロマネ)は実務経験に勝るものはないと考えておりますが、併せてPMP(PMBOK)などの勉強を行いながら、PM(プロマネ)としてのスキルを底上げすることもおすすめです。PMPなどは以前からとても人気がある資格となり、PM業務のプロとしての登竜門になります。(難易度は少々高いですが、転職活動などの年収アップに大きく貢献してくれます!)
本日のおすすめ書籍
まとめ
今回は「PM(プロマネ)はIT業界で将来安泰な職業なのか?【本音を暴露】」というテーマで「PM(プロマネ)の魅力や将来性」について解説させていただきました。IT業界へのエンジニア希望はPG/SEが多いのですが、実は大きなプロジェクトにはPM(プロマネ)が必ず存在します。エンジニア職と比較すると作業工程の管理や人的リソースの管理などストレスが多い仕事となりますが、プロジェクトが動きだすと2年、3年は終わらない長期も多く、長く大きく稼ぎたい方・大きな達成感を得たい方には楽しい仕事となります。また、とても汎用的なスキルのため、将来のキャリアプランにも期待がもてる魅力的な仕事であると考えます。今回の記事を通じて、そんな「PM(プロマネ)の魅力やヤリガイ」についてご理解が深まりましたら幸いです。
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